BCP策定の心構え

 本日はあいおいニッセイ同和損害保険株式会社さんの主催で風水害BCPについてWEBセミナーでした。


全国から200人を超える方にご参加頂き、ありがとうございました。


昨年の台風15号の静岡市での被災の事例をお伝えしたあとにBCPの基本的な部分からお伝えしました。


様々な担当者を見ていて真面目な担当者ほど大変になってしまうことが多いので心構えとして下記3つをお伝えしています。

(1)完璧なものを目指さない

(2)一人で作らない

(3)外部の支援を考える


最初の策定で、しかも机上でつくるBCPで完璧なものは絶対できません、そのため、概ねの内容を整理してできるだけ早く訓練を実施して試してブラッシュアップすることを通じて精度をあげて行くようにお伝えしています。


また、一人で作ることで視点が偏りズレてしまうことや担当者以外が知らないことが新たなリスクとなります。基本は委員会など設置しチームで進めること、どんなに小規模の事業所でも2人以上でスタートし、少しずつでも職員を巻き込むことをお勧めしています。


また大規模災害時を想定すると事業所だけの対応では難しいことが多く頓挫てしまうか、この対応では難しいと思いながら作り続け結果的に成果が期待できないものになります。そのため、外部の支援もしっかりと意識しながら進めることも重要です。


BCPは柔軟な考えが非常に重要です。是非参考にしてみてください。



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