自社の取り組み(電源)

 今回は『電源』についてお伝えします

災害時の飲料水の所でもお伝えしましたが、弊社の優先事業は
①講師やコンサルなどのサービス ②教材や防災用品などの販売 ③その他
になり、もっとも収益の大きい①が優先業務になります。
その優先業務に必要な資源は人材やPC、ネットワーク環境、電源などになります。
居宅介護支援センターや包括支援センターは相談業務が主な業務なので、同じような備えで十分かと思いますので、参考にしてみて下さい。

優先事業:講師やコンサルなどのサービス(売上が一番大きい)
優先業務:資料作成、講師(web)
必要な資源:人材、PC、ネットワーク環境、電源

ちなみに福祉施設の優先業務は?

福祉事業所運営する法人の場合の優先事業と優先業務、必要な資源のイメージは下記になると思います

優先事業入所>通所・訪問
入所施設の優先業務医療>飲食、排泄>その他
入所施設の優先業務である医療に必要な資源:看護師、吸引機、在宅酸素(HOT)機器、電源

弊社の備え

何にどのくらいの電力が必要かによって備えるものは変わってきますが、弊社ではPCやスマホなどの充電がある程度できれば対応できることが多いため、下記を備えています。

 □バッテリー2機(500whと200wh)
 □延長コード
 □エネループ
 □シガーソケットから電源とれるもの(正式名がわかりませんが必須ですね)
 □太陽光パネル(スマホ充電用)
 □太陽光パネル(中型を検討中)




選択のポイントとしてバッテリーは海外メーカーで様々なな物がでていて正直何を選んで良いか迷います、国産メーカーの物は高いものも多いので難しいのですが、すでにアウトドアで広まり実績もあるJackeryのものを購入しました。理由としては正弦波(電気の波形の種類ですが、通常の家庭用電源と同じ波形でPC含めほとんどの電化製品が使える)でPCを使うさいの故障のリスクが低いこと、PSEマーク取得していることです。(これは直接輸入品にはついていないこともあるようです)


発電機もPCなどの機器を使う場合んはインバータ付きが良いと思います。
最近はカセットガスで発電機できるタイプもありますが、1~2時間程度しか持たないことと、ガソリンの方が調達しやすいというところでガソリン式のホンダのEU9ientryにしています。
このタイプは燃料タンクが2.1ℓで連続運転が3~7時間とカセットガス式の3倍くらいの連続運転です。
燃料交換の頻度が増えると業務負担が増しますので結構重要ですね。弊社の蛍光缶は20ℓなので約10回の給油ができて、おおよそ30~70時間の稼働が可能という計算になりますね。

カセットガス式とガソリン式ですが施設で複数持つ場合には、どちらもあるとその時に調達できる燃料で活用できるので良いと思います。いずれにしても一酸化炭素中毒のリスクがあるので屋内での利用は禁止です。(まれにカセットガス式は屋内で使って良いと思われる方がいますので)


メンテナンス

メンテナンスは重要です、施設さんでもメンテナンスをせずに発電機が動かなくなったケースはとても多いので定期的なメンテナンスは重要ですね。施設のイベントに使用するなど他の行事などを合わせて使用すると忘れずに1回で済んだり、普段使わない人も使う機会ができるなどのメリットがあると思います。

弊社のメンテナンス
発電機:半年の1回の頻度で試運転を数十分。年1回オイル交換。
    購入して10年目になりますが不調なく動きます。
燃料:半年に1回 ガソリンの入れ替え(古いガソリンは車両に)
   ※危険ですのでガソリンスタンドでやってもらってください。
バッテリー:旅行などにもっていって車内で使って、状態を確認します。


今回は弊社の電源の備えでした。参考にして頂ければと思います。



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