昨年から日野市で進めている福祉避難所協定施設に対しての個別コンサルと実地訓練として2月27日(月)~3月1日(水)に6回の訓練を実施しました。
その中の福祉避難所設置訓練についてご紹介します。
福祉避難所は一般の避難所で受入が難しい要配慮者をより環境等適している福祉避難所で受けれるというもので、地域の福祉施設が担うことが多いです。
一般の避難所で選別され(より大変な人)を移送するという形以外にも、個別避難計画と紐づけて事前に登録した人を受けれる形や、地域の方が頼ってくるケースなど様々な状況があることを想定することが重要です。
また、併設のデイサービスの利用者さんが突発の地震で帰宅困難となりその日から暫く寝泊まりすることや、同じく職員が帰宅困難になることも考えると、施設内にもともといる人以外が寝泊まりすることは高い確率で想定できます。そのような意味でも寝泊まりができる環境を作ってみる訓練は非常に重要です。
また避難者の受け入れも空床利用により効率化を図ることや、より重い方などは相談の上緊急入所の対応をすることなど、いくつかの選択肢を持つ重要性についてもお伝えしました。
今回はまずは設営してみるということで、コロナ禍ということもあり、それぞれのできる範囲でやってみました。
実際の設置すると広さやかかる時間、必要な物品や用意していたものが使いにくいこと、など具体的に把握することができ、どの施設さんも気づきの多い訓練になったようです。
今回の気づきを今後のマニュアル作成に是非活かして欲しいです。
参加された皆様、お疲れ様でした‼
コメント
コメントを投稿