福祉事業所の相互応援のポイント

 昨日ははっぴねす事業協同組合さんの相互応援についてミニ研修でした。

はっぴねす事業協同組合さんは関東や東海を中心に数十事業所が加盟している組合です。

昨今の頻発する災害やコロナクラスターを受けて、組合員同志が助け合う仕組みを作られています。

全国各地で相互応援の協定の事例が進んでいますが、相互応援については下記がポイントになります。


・立地が離れている(リスクが違う)

・事業種別が近い(カウンターパート)

・それぞれのリスクと資源を事前に共有しておく

・災害対応に拘らず、平時に顔を合わせる(webでOK)機会をつくる

・自施設の取り組みはしっかりと整理する


DWATや国や都道府県が取りまとめている外部支援など色々ありますが、外部から支援を受けられるルートは多様で複数ある方が良いです。

ただ、どんなに素晴らしい協定を結んでも支援が届くまで十数時間や数日かかることが多いです。その為、支援が届くまでの期間をしっかりと対応できるようにBCPを策定したり訓練をすることは必須になります。

また協定があるとはいえ外部支援が数カ月続くというのも考えにくいので(どの施設も人手不足が慢性化)その意味でも自施設の取り組みは重要です。

特に規模の小さい法人や事業所ほど協定は重要になります、他の事業所でも是非取り組んで下さい。





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