本日は静岡市の放課後等デイサービス数事業所合同のBCP策定研修でした。新型コロナ禍によりZOOMを使った研修でワークを並行しながら進めました。
複数事業で進めるメリット
事業継続計画(BCP)は個別性が高いため、個々に進める方が良いのですが複数事業所で進めることも以下のようなメリットがあります。
・モチベーションの維持
・複数の視点で考えることができる
・そのまま協定まで連携できる
特に小規模事業所はBCPの策定も一部の担当者のみで策定することも多いと思いますが、他の事業所の方と一緒に取り組み事でモチベーションを維持することができます。また、他の事業所の取り組みを共有することで新しい気付きがあったり、より客観的に自事業所の計画を考える機会がうまれ易くなります。うまくいけばそのまま協定まで連携することができることもメリットの一つかと思います。
静岡では5年前から「しずおか福祉BCM研究会」という勉強会を開催しています。昨年はコロナ禍で休止しましたが今年度は5期性がスタートしてお互いの研鑽を進めて行きます。
今年度は事業種別も高齢だけではなく障がいも含め入所も通所も含めて7法人が参加するという形で、さらにBCPだけではなく、業務効率化や外国人介護士などの活用なども含めて学んで実践に繋げる形を考えています。
BCPはとりあえず作ってみる
あと、初めてBCPを策定する事業所さんには「とりあえず作ってみる」ことをお勧めしています。小さく作ってそれを運用で大きく育てる方がスピード早くも質も高いことが多いためです。これであっているのか?という疑問はシミュレーションを含めた訓練で確認していくことや、現場職員が理解できるかという部分で確認することも一つの方法です。
BCP策定義務化で多くの事業所で策定に向かって動き出していると思いますが、折角時間と労力がかかりますので、使えるBCP策定に繋がることを願っています。
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